絲管打座

邦楽の美しさを現代曲にのせて


イアン・スミスプロデュース


1989年に結成された邦楽演奏グループであり、邦楽にパーカッション等のリズムセクションを入れた新しい邦楽の創造を、ジャズピアニストであるイアン スミス氏と協同で進めてきた。1990年代終わりから2000年代初頭にかけて、ロチェスタージャズフェスティバル、ストックホルムジャズフェスティバル、シド ニージャズフェスティバルに出演し、国際的に高い評価を得てきた。アルバム「On the Bridge」と「Cross Road」は、アップルミュージックにて視聴可能。 

ディスコグラフィー

メンバープロフィール.



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イアン・スミス

イアン・スミスは30年にわたり、カナダの作曲家、音楽アーティストとして、劇場、映画、アニメーション、音楽アーティスト、イベント、教 育、ホリデーなどの音楽を作曲、演奏してきた。1988年から1995年までウィンザー大学のドラマティック・アート・スクールの音楽監督兼 専属作曲家となり、音楽の学士号を取得した後、そのキャリアをスタートさせた。
 1990年代後半には、カナダを代表する日本の伝統的 なアンサンブル「絲管打座」と10年にわたる国際的なコラボレーションを開始し、西洋と東洋のサウンドを融合させた「ジャパニーズ ジャズ」を新たに創造した。 この間、自身の名義でスムースジャズスタイルのCDをリリースし、他のCDのプロデュースや作曲も手がけ ている。
 さらに、子供向けミュージカル、大劇場作品、合唱カンタータ、映画プロジェクトなどの作曲を手がけ、劇場、ナイトクラブ、レス トランなどで演奏する一方、演劇作品の音楽監督や様々な合唱・器楽アンサンブルの指導を行うなど、地元や国際社会で非常に活発 に活動してきた。



Ian Smith Website
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臼井 風山 

尺八・日本尺八連盟竹帥大師範、日本音楽家ユニオン所属。1972年に故・木本勝山に師事、1976年に師範職格、1983年に大師範を 取得、1994年に「竹帥(ちくすい)」の称号を受ける。1980年に関西音楽集団第一期生として入団し1983年までの在籍期間中に、北野 徹・北村憲明・高橋明邦・田島直士・坂田誠山らよりアンサンブル技術の指導を受ける。
 1993年に、日本尺八連盟主催第18回全国尺 八コンクール・アンサンブル部門で優勝。この成果に対して文部大臣奨励賞受賞。1989年に邦楽と洋楽のコラボレーショングループ 「絲管打座」を結成して以来、国内で数多くのイベントに出演した。1991年に初の海外ツアーをデトロイトで行ったことからイアン・ス ミスとの知遇を得て、イアンと絲管打座とのコラボレーションが始まった。当時はカセットテープを国際郵便でやり取りしながらの共同 制作だった。
 2003年にCD「on the Bridge」出版、2004年にロチェスタージャズフェスティバル出演、同年ストックホルムジャズフェス ティバル出演、2009年2ndCD「Cross Roads」を出版。
 2004年に池坊短期大学の助教授(2007年に教授)に採用されたことから、臼井個人の活動は邦楽の教育・普及活動にシフトした。在職期間中は、地域伝統芸能活用センター主催「地域伝統芸能等を活用した 地域プロデュース力向上のためのワークショップ」のコメンテーター、大学コンソーシアム京都主催・生涯学習講座「京カレッジ」に提 供する「日本の伝統音楽」(全8回)の企画・構成・司会を担当し、文化庁委嘱事業の「伝統文化こども教室」への応募を下京青少年 活動センターに企画提案し、採択を受けて「下青邦楽教室」の事業を実施するなどしている。



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仲山 暢香 

箏・十七絃箏・三絃 京都當道会師範 NHK邦楽技能育成会第30期卒業。1985年NHK邦楽オーディション合格。その後、中国・上海、フランス・ベルサイユ市、トルコ・イス タンブール(文化交流基金)、台湾文化交流会、ロチェスタージャズフェスティバル出演、ドイツフランクフルト郊外゙の古城コンサート、 シドニージャズフェスティバル出演等、多数の海外公演。
 2006年池坊学園講師、池坊短期大学「京都文化講座」講師を務める。国内 では、日本睡眠学会「睡眠コンサート」、長唄吉住小代君との長唄・邦楽演奏会、宮川彬良作曲『額田王』を吉住小代君、中村梅雀 との共演、京都今宮神社織姫祭奉納演奏、同志社大学シンポジウム「古典の美が創る京都の魅力」にて演奏。2018年、2019年と、 京都今宮神社織姫祭奉納演奏。2019年1月には、同志社大学京都科目『京都文化の本質』にて実演。

仲山暢香ウェブサイト


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木村 俊介

和楽器奏者(笛・三味線他)、作詞・作曲家として活動する一方、演劇や舞踊など様々な舞台作品の音楽監督を務める。自作曲による コンサートでは、心象風景や心の動きをモチーフとした音楽で独自の世界を展開している。
 また、日本各地の民俗芸能の旋法・リズム・洋式などを取り入れた音楽は海外でも評価され、これまでに世界5大陸35ヶ国の音楽祭に招聘出演している。 2020年より、エッセーとCDによる季刊通信「音之文」(おとしぶみ)を発行


木村俊介ウェブサイト
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池田 安友子 
パーカッショニスト

大阪芸術大学打楽器専攻卒業。現在ジャンルを問わず、ソロ活動のほか佐藤竹善や中村佳穂、花*花などメジャーアーティストのレ コーディングやライブサポート、やNHK「おちょやん」のレコーディングなど、国内外問わず活動を広げている。また最近では声明とのコラボ、森での独奏、ソロライブ、地元奈良の神社仏閣での奉納演奏など、ジャンルや会場、時間といった垣根を越えて、さまざまな「間」を奏でる奏者としての活動の枠を広げている。
 2013年、長野県白馬でフィールドレコーディングしたソロアルバム「こだま」発表。 女性5人でのオリジナルユニット「Colloid」、田島隆(タンバリン奏者)とのユニット「ふたりで打ち合わせ」、パーカッションパフォーマ ンス「Beat JACK」メンバー。

池田安友子ウェブサイト


Movies
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八木 万衣香  

箏演奏
仲山暢香の長女として、幼少より箏を習う。
  2019年同志社大学京都科目、京都今宮神社織姫祭にて毎年演奏。2023年9月同志社大学にて開催されたUNESCOスクール会議オープニングセレモニーで演奏。

 








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