理念と目的

 

地域経済の再生と活性化は、地域住民の交流と連携を促進し、地域住民間のコミュニケーションを活発化することが基礎になると考えています。地域住民の間における交流と連携を高める手段として、芸術文化の活用は有効であると考えています。 地域の歴史および文化遺産をテーマに関連させながら、アーティストと地域のアーティストとの協働創作活動を進め、その発表を地域社会の人々を交えながら進めることにより、アートを媒介とした地域コミュニティ内での交流と連携を進めます。このような活動を軸に、地域コミュニティの人々との協働作業を蓄積し、地域住民との信頼関係を醸成し、その下で地域の芸術祭を開催できるようにできればと考えております。

 地域社会の優れた文化を再認識し、自ら創作活動を行い、それを発表することにより、社会に貢献していることを実感できることは、地域社会のあらゆる人々にとって価値あることであると考えられる。未来に向かう想像力や生きる歓びを提供できる活動を引き出していきたいと考えております。

 農業・福祉・芸術の有機的結合のノウハウを活かしながら地域創生を目指し、地域住民およびアーティストの人財育成においても、重要な役割を果たすことができればと考えております。Aグローバル化が進展している現代社会において、異なった文化を理解する能力のみならず、自国の文化を異文化の人々にアピールし、互いの文化を尊重できる人財を育成することの社会的重要性は大きいと考えます。芸術国際交流による独自の「祭り・FESTA」の定期開催やセミナーによる文化芸術啓蒙活動を通して、高齢者を筆頭に住民のスキルを活かした地域を創造することを推し進めていきます。このような地域に根ざした国際交流は、地域住民の文化理解力を高め、レジリエンス能力の地域社会を作り上げていくことができると考えます。


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